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眼病辞典

◎眼瞼や涙器の病気 ■麦粒腫(ものもらい) ■霰粒腫 (さんりゅうしゅ) ■新生児涙嚢炎 ◎結膜の病気 ■アレルギー性結膜炎 ■ウイルス性結膜炎 ■翼状片 ◎角膜の病気 ■角膜感染症 ■角膜内皮障害 ◎水晶体の病気 ■白内障 ◎ぶどう膜の病気 ■ぶどう膜炎 ◎網膜・硝子体の病気 ■糖尿病網膜症 ■網膜剥離 ■網膜静脈閉塞症 ■中心性漿液性網脈絡膜症 ■加齢黄斑変性症 ■網膜色素変性症 ◎緑内障 ■緑内障 ◎視神経の病気 ■視神経症 ◎目の外傷 ■化学眼外傷 ◎その他 ■近視・遠視・乱視 ■老視 ■屈折矯正手術 ■ドライアイ ■コンタクトレンズ障害 ■先天色覚異常 ■子供の斜視 ■眼精疲労 ■蚊症 ◎主に生活習慣によって起こりやすい眼病 ■糖尿病性網膜症(とうにょうびょうせいもうまくしょう) 全国で500万人いると言われる糖尿病患者。現代において、最も失明の原因となっているのが糖尿病。カメラで言うフィルムの役割をする網膜は、まさに突き出た脳と言われるほど神経の集中している所で、脳同様、血液にとても依存している。従って、高い血糖値が持続すると障害が起こる。初期段階では、血糖値のコントロールにより経緯を見る。更に進行した場合には、レーザー治療や手術。糖尿病と診断されたら、たとえ自覚がなくとも、必ず眼の定期検診を受ける事!早期発見・早期治療が失明しないための最大の手だて。 ■中心性網膜症(ちゅうしんせいもうまくしょう) カメラのフィルムのはたらきをする網膜の中でも、特に際立って感度が良いのは、黄斑部(おうはんぶ)と呼ばれる中心部。その黄斑部の網膜下に血液成分が流れ込んでしまい、丸く腫れ、見え方にさまざまな障害が起こる。原因は不明だが、過労、ストレス、睡眠不足などが引き金となり、40歳前後に出やすい。レーザー治療や、循環促進剤・血管強化剤などの薬物治療を施すが、完全に治るには時間のかかる場合もある。失明する事はないが再発しやすい。 ■眼精疲労(がんせいひろう) 眼精疲労の「せい」は精神の「精」。もはや単なる疲れ眼とは言えず、立派な病気。頭痛、肩こり、吐き気など大きな苦痛が続く。軽く考えずに、ぜひ眼科医に相談するべき。そもそも眼は一般に考えられているほど疲れやすいものではなく、体調や「見る」環境に無理がなければ、長時間使っても大丈夫なように作られている。それが、どこかに無理が生じている場合、疲れがひどく深刻になる。しかも眼精疲労は、その他の病気の初期症状や、カラダの不調などとして現われる場合もあるので、正確な診断が必要。 ■アレルギー性結膜炎 花粉や住まいの中にあるほこりが原因になって起こる目のアレルギーのことをいいます。これらの原因物質をアレルゲンと呼びますが、特に住まいの中にあるほこりを、専門的にはハウスダストと呼んでいます。最近では、このハウスダストによるアレルギー患者が急増しています。花粉には季節性がありますが、ハウスダストは1年中室内にあるため、いつ病気になってもおかしくありません。したがってこのアレルギーを「通年性(つうねんせい)アレルギー」と呼び、花粉症と区別しています。  結膜は外からの刺激や異物にさらされやすい組織で、涙などでいつもぬれています。ですから、ハウスダストや花粉がくっつきやすく、アレルギーが起こりやすいのです。 ◎主に老化によって起こりやすい眼病 ■白内障(はくないしょう) 白内障とは、眼の中でレンズのはたらきをする水晶体が濁る病気。加齢にともなって起こるものがほとんどだが、糖尿病などの全身疾患、先天的にあるもの、外傷などが原因となる場合もある。白内障の治療は初期の場合、まず薬物治療をする。しかしこれは単に「遅らせる」事が出来るだけで、もとに戻せる訳ではない。また、一度ひどく進んでしまった場合、薬のみで治療する事は、ほとんど不可能。従って、手術が必要となる。全体にかすんで見えたり視力が落ちるが、痛み・充血はない。 ■緑内障(りょくないしょう) およそ35~40人に1人は緑内障の可能性を有し、40~50歳代以降に発症する人が多い。眼の玉というのは、ゼリー状の水がつまった風船のようなもので、絶えず中に水が注ぎ込まれては排出されている。 しかし出口となる排水口(偶角ぐうかく)がつまる事によって排出されにくくなり、眼球内の眼圧が上がるために起こるのが緑内障。原因は人によって異なり、ただ排水口が詰まっている場合、眼の中の炎症、外傷、悪性腫瘍、白内障、先天性の要因など。多くの病気の集まりが緑内障となって現われる事が多い。 治療は眼圧降下剤などの薬物治療、レーザー治療、手術治療。視野障害や視力低下となり、ひどく進行してしまうと、まず回復不可能なので、早期発見・早期治療が肝心。老眼と思い込み、発見された時には手遅れというケースも多い。眼圧の上昇により、視力低下、充血、吐き気、頭痛などが起こる。 ■飛蚊症(ひぶんしょう) 水晶体(レンズ)の奥、いわゆる眼の玉の中の、水っぽいゼリー状のものが入っている所を硝子体と言う。通常ここはクリアーな視界のために、うまく透明に保たれているだが、何かの原因により、そこに濁りが生じ、絶えず小さな虫や糸クズのようなものが飛んでいるかのように見える。これを飛蚊症と言う。ゼリー状のものは加齢により、さらに水っぽくなってくる。すると眼の中のゼリー状の固さにバラつきが出る。大抵は、そのために起こるケースが多いのだが、中には眼底からの出血が硝子体の中に入り込んでいたり、網膜がはがれて濁りが生じているという恐ろしい場合もあるので、きちんとした診断を受けること。